安い竿は折れる?高い竿との違いは?大物も問題なく釣れます

論理的な釣り講座

※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは。じょにーです。

釣り人
釣り人

安い竿と高い竿、何が違うんだろうな。

あまり釣れないけど、高い竿にしないとダメ?

安い竿は折れやすいのかな?

こんな人に、読んでもらいたいです。

 

1本5,000円程度の竿から、10万円を超える竿まで、釣り竿の価格帯って本当に様々ですよね。なかなか釣果が出ないと、ついつい「竿のせい?」と感じてしまう方も多いはず。安い竿のメリットを理解し、使いこなせていますか?あなたのモヤモヤを解決します。

 

<本記事の内容>
安い竿と高い竿の違いが分かる。
安い竿を使うメリットがわかる。

釣り経験は25年ほど、安定した釣果を出す方法を研究してきました。
海釣りが大好きで、釣った魚は自分で料理します。ととけん2級。
釣り竿大好き、釣具屋でつい釣り竿伸ばしちゃう派。

 

それでは、本題です。

 

安い竿と高い竿の違い

何が、どうして、あんなに価格差があるのか。まずは結論を確認しておきましょう。

「全てが違う」が、決定的な違いはカーボンとガイドの素材

安い竿と高い竿、当然ですが、細かいところまで見ていくと「全てが違い」ます。ただ、もっとも釣り人にわかりやすい、両者の決定的な違いは、カーボンとガイドの素材と言えるでしょう。

 

ものを作る上で、最も大きなウエイトを占めるのは、材料です。機械や製造方法は他の製品との流用が効きますが、材料は竿の性能を引き出すのに、変更が効かない部分だからです。

例えば、竿のブランクスであれば、主材料はカーボンシート(プリプレグといいます)です。より強くて弾性の高いカーボンほど、高額になります。
※厳密には少し違いますが、かなり平たく書いています。

 

また、こちらも竿の性能を大きく左右するガイド。ガイドフレームがステンレス・チタン、またガイドリングがSICやアルコナイトなど、耐久性や重量などの特性は下位の材料で上位を勝ることができません

しかし、性能の高い竿が「あなたの釣りに適しているか」というと、また別の話です。

 

高い竿は性能が尖っている

・カーボンを極限まで薄く、1日持っても疲れない操作性にこだわった竿
・長くても、軽量で遠投性に優れる、高弾性カーボンを使った竿
・小さなアタリを表現できる極繊細な穂先…

 

高い竿は、求める性能を追求することにより、その性能に特化していることがあります。安い竿は性能に特化しない反面、汎用性や耐久性に優れています。

買おうとしているそのハイエンドロッド、本当にあなたが求めている性能を備えていますか??

 

「言い訳できる数の違い」と某釣具屋さんは言う

僕が大好きなブログのなかに、面白い記事がありまして、その中で「高い竿を使っている以上、どんな問題があってもあなたが悪い」って言っちゃってます。それは本当にその通りだと思う。

 

先ほど書いたように、高い竿はその性能を得るために汎用性を捨てているわけで、使い手はそれを理解して使用すべきなんです。メーカーも高額製品は製法も品質管理も、より一層注意を払って作っています。

「高い竿なのに折れた!」っていうのは、高い竿なのにあなたがその特性を理解して使いこなせなかったってことに過ぎないんです。

 

安い竿は高い竿よりも「劣って」いるのか?

では、安い竿と高い竿を比較した時に、安い竿は「劣って」いるのか、という話です。実は全くそんなことないので、ここで説明します。

安い竿は数年前のハイエンドモデル

高い竿には、コストをかけてでも最新の技術と新しい素材が使われています。しかし、時間が経つにつれ、最新技術と素材の優位性はなくなってきます。そのため、モデルチェンジのタイミングで廉価モデルに過去の最上位モデルの技術や材料が使われることは非常に多いです。

 

だから廉価モデルを購入したとしても、数年前のハイエンドを購入したに等しい…みたいなこともあります。決して安いからと言って、技術も素材もないがしろにはされていません。

安い竿は折れにくい

軽さや感度に特化(高い竿になることが多い)していない竿は、折れにくいことが多いです。理由はカーボンの弾性と、グラス繊維を一部配合しているところにあります。

低弾性のカーボンやグラス繊維の特徴は、「やや重いが、粘りがあり耐久性もある」といったところです。これは釣りをするうえで、かなりのメリットになります。

 

オートマチックに釣る性能

出典:https://robotstart.info/2016/12/16/sharp-robohon-robotsuri-fishing-rod.html

折れにくいことに加え、低弾性カーボンやグラス繊維は、しなやかな素材です。そのため、やりとり中にバラしにくかったり、シーバスなどの餌を吸い込む魚の、アタリを弾かないなど…オートマチックに釣る性能は、高い竿よりむしろ優れます。

こうして書くと、わざわざ高い竿を買う必要って?と感じる人も出てきそうです。事実、私じょにーは、シーバスを釣る時は、低弾性のお安めの竿を使っております。

 

まとめ

出典:ダイワ

この記事は、安い竿をすすめる記事でも、高い竿を否定する記事でもありません。ただ、SNSなどを見ていると、違いを理解しないまま高い竿を買ったり、高い竿を使っているのに全然釣れてない人も多いな、と感じます。

僕じょにーも、ハマったジャンルの竿はかなり買い漁りましたが、高い竿なら釣れるわけではないし、安くても釣れる良い竿はいっぱいあります。あなたにあった竿を見つかることを願っています。

<今日のまとめ>
・安い竿と高い竿の一番の違いはカーボンとガイドの素材
・高い竿は性能が尖っている
・安い竿と高い竿の違いは「言い訳できる数の違い」という話も
・安い竿は数年前のハイエンドモデル
・安い竿は折れにくく、オートマチックに釣る性能が高い

今日も素晴らしい釣りライフを!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジョニわんブログでは、皆様からのコメント・質問・ご意見をお待ちしています。
こんなトピックスが知りたい、記事を読んだ感想、これは違うんじゃないの?
どんどんご連絡いただけると嬉しいです!
コメントは下の「お問い合わせ」より。ペンネームでも結構です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブログ村のバナー・リンクをクリックして、応援していただけると嬉しいです。励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました