あなたには家に帰る義務がある!ライフジャケットの必要性について

論理的な釣り講座

※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは。じょにーです。

みなさん、釣りをする時、
ライフジャケットって装着していますか?

堤防釣りなんかに行くと、結構つけてない人が多いような気がします。

 

堤防釣りでもライフジャケットって本当に必要かな

釣りの種類や状況でどんなライフジャケットを選べばいいだろう

 

あまり必要性にピンとこない人も多いのかもしれません。

でも今回はつけておいた方がいいですよ、という話。
本記事の内容です。

・ライフジャケットの必要性について理解できます。
・ライフジャケットの選び方が分かります。

 

僕は、釣り経験は25年ほど、海釣りを愛し自分で料理もしています。
釣行時のライフジャケット装着率は100%です。
ライフジャケットをつけていないだけで海に出るのが怖くなるチキンです。

それでは、本題です。

 

釣りをする時にライフジャケットが必要な理由

最初から結論ですが、少々高くても、暑くても
釣り人ならライフジャケットは必須です。

この記事を読んでいる人は、ライフジャケットをお持ちでない方が多いと思います。
正直、この冒頭の「必須です」の言葉を読んでも、
まだ「本当に必要?」と思う人もいるでしょう。

僕自身も釣りを始めた頃は、その重要性を理解できていませんでした。

 

僕は、「ライフジャケットなんてつけなくてもいいじゃん」という人とは一緒に釣りに行きません。

ライフジャケットが必要な理由は、たくさんあります。

家族のもとに安全に帰る

あなたには家族はいますか?両親、奥さん、子ども…

あなたが釣りに行って帰ってこなくても、悲しまないでしょうか。
釣り人には家族のもとに安全に帰る「義務」があると僕は思っています。

そのためには危険な釣り場を避けたり、釣り場で無理をしないことは当然ですが
事故があった時の生存率を少しでも高めることが必要です。

月に何度も釣行するような人は、奥さんに文句を言われながら家を出てくることも多いと思います。

でも、その奥さんもあなたが帰って来なかったら釣りに行かせたことを後悔するでしょう。

「あの時、止めていればよかった」と。

家族を悲しませないために、ライフジャケットはつけるべきです。

 

釣り場を守る

僕は足場の高い釣り場にも行くのですが、年に何回かは必ず耳にします。

「この前、だれかが落ちたらしい」という話。

最悪のケースは「死んだらしいよ」ですね。

ここで、ライフジャケットの着用効果を見てみましょう。

引用元:国土交通省

 

着用・未着用で生存率と死亡率がほぼ逆転しています。
ライフジャケットを着用することで8割ほどは生存できる可能性が出ています。

海に落ちたことを語りたがる人がいますが、死ななかったとしてもこれは武勇伝でもなんでもなくて、ただの迷惑行為です。

当然、地元の漁協では、漁港やその釣り場を立ち入り禁止にする動きが出てくるでしょう。

釣りなんて漁師にとっては迷惑行為でしかないし、この機会に閉鎖できたら丁度いい。と思うかもしれません。

自分たちの釣り場は、自分たちで守る。

海に落ちないことが当然ですが、もしもの事態に備えておくことは必要でしょう。

 

他の釣り人に迷惑をかけない

あなたが釣りに行った時、隣の釣り人が海に落ちたら、知らんぷりはできませんよね?

周りのみんなで、助けようと大騒ぎになるはずです。

助けた後も、救急車を呼んだり、蘇生をしたり、釣りどころではなくなるはずです。

平日疲れて、やっと来れた釣り。
1ヶ月ぶりに家族で予定を合わせて来れた釣り。

それが、自分を助けるために台無しになったとしたら、「申し訳ない…」と感じませんか?

自分の身は自分で守る、これが海で遊ぶ時の大原則です。
そのためにライフジャケットは活躍してくれるはずです。

 

魚が釣れること よりも大事なことがある

釣りは魚を釣ることばかりにフォーカスを合わせがち。
しかし、自然の中での遊びなので常に危険と隣り合わせです。

魚を釣ることも大事ですが、自分の命を失ってまですることではありません

釣りで悲しむ人を生み出したくない

じょにーは釣りは自己責任の遊びだと思っています。

誰も助けてくれない、自然は安全な場所は用意してくれないです。
(管理釣り場とかもあるけどね)

釣りがずっと楽しい趣味であり続けるために、一人一人がリスク管理の意識を持つことが重要です。

 

ライフジャケットの選び方

さて、ライフジャケット着用の必要性をご理解いただいたところで
その選び方についても少々触れておきたいと思います。

一口にライフジャケットといっても、その種類は様々であり
選び方にはコツがあります

それぞれの特徴を示しますので、参考にされてください。

 

堤防釣りにはウエストタイプ

堤防は磯や沖に比べ、波も穏やかで危険も少ないので、ウエストタイプがいいと思います。

ウエスト型とはベルトのように腰回りに装着するので、見た目も目立たないです

落水時には付属ボンベからガスが入って、浮き輪のように腰回りに広がります。

※こういったタイプのことです

「自動膨張式」と「手動膨張式」があり、一長一短ですが、
1つだけ買うとするなら、僕は自動膨張をおすすめします。

理由は落水時に「気絶することがあるから」です。

高いところから水に落ちた時ほど、水は「堅く」なります。
プールの飛び込み時に、失敗してお腹が痛くなるのがいい例です。

3mの高さから落ちたとしても、落ち方が悪ければ相当痛いです。

また、落ちた先が水とは限りません。

テトラポッドであったり、水に落ちたとしても、海底まで到達してしまう場合もあります。
打ち所が悪ければ、ライフジャケットを開けずにそのまま沈んでしまう…ということも。

自動膨張であれば、とりあえず水に浮くことができます。

磯釣りや子どもには固定式

子どもを釣りに連れていく時は、「固定式」のライフジャケットを選択するのがいいと思います。

固定式とは浮力体に発砲スチロールなどの固形物を利用し、着用時すでに水に浮く状態になっているタイプです。

じょにーも人生最初のライフジャケットはこれでした。

我が家は貧乏でしたが、父はライフジャケットを必ず僕に着せました。
今思えば、しっかりした父親だったなと思いますね。

水に落ちるとパニックになりやすいので、何もせずとも浮いてくれるこのタイプは安心です。
別に大人が使っても全く問題ないです。

また、磯釣りにはこのタイプがいいとされています。

理由は、磯は牡蠣ガラや岩などの尖ったものが多いので、ガス式のライフジャケットだと破れるからです。

磯での浮き輪タイプのライフジャケットはあまり意味がないと言えるでしょう。
大手メーカー品を紹介しようと思いましたが、あまりにも高額で驚きました。
釣り具メーカーに一言もう少し手軽に入手できるよう物申したい気持ちになりました。

船釣りには桜マーク

船に乗って釣りをする場合にはライフジャケットの着用義務があります。
(船屋によっては貸してくれるところもあります)

「桜マーク」とは浮力の強さや口で充気できるか等の要件を満たしていることを証明するマーク

平成30年2月からは、乗合船などの船舶に乗るときには、このマークのついたライフジャケットを着用することが義務化されています。

船釣りの時にはショルダータイプのライフジャケットを選ぶと良いでしょう。

膨張すると仰向けに浮かべるので、体力を使わずに救助を待つことができます

そのため、沖釣りなど自力で沿岸に到達できず、救助を待つ場合には最適ですが、泳ぎにくいため自力で岸へ行こうとする場合には適しません

まとめ

以上、今回は語気強めに書いてしまいました。

強要するな、というご意見もあるかと思いますが、

もしもの時に、一人でも多くの人に助かってもらいたい。そんな思いで書きました。

 

今日のまとめです。

釣りをする時にライフジャケットが必要な理由
・家族のもとに安全に帰る
・釣り場を守る
・他の釣り人に迷惑をかけない
魚が釣れること よりも大事なことがある
ライフジャケットの選び方
・堤防釣りにはウエスト型
・磯釣りや子どもには固定型
・船釣りには桜マーク

今日も良い釣りを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました