こんばんは。じょにーです。
久々の更新となります。
釣具店って、いつ行っても品数豊富ですよね。アシストフックには、たくさんの種類があり、どれを選ぶか迷っている人も多いはず。メタルジグに合わせて選べば、効率的なフッキングを行えます。となりの商品との違い、どちらが最適かきちんと選択できていますか?アシストフックの基本を解説します。
アシストフックには、どんな違いがあって、どう選べばいいのか知りたい。
アシストフックのおすすめ商品はどれ?
こういった人に読んでもらいたいです。
<本記事の内容> ・アシストフックの種類とそれぞれの違いがわかります。 ・魚種別のおすすめアシストフックがわかります。
ちなみに私じょにーは、
釣り経験は25年ほど、海釣りが大好きで、釣った魚は自分で料理します。
ここ数年、ボートジギングにはまっていますが、必ずアシストフックを使います。
アシストフックの基本構造
アシストフックの基本構造は、この写真の通りです。
・ソリッドリング:継ぎ目のない高強度の金属リング ・アシストライン:リングとフックをつなぐ、太いライン ・セキ糸:アシストラインをフックに固定 ・フック:ジギング専用 or 大物用のエサ鈎
シンプルですが、個々のパーツの違いから、いろいろなバリエーションが出来上がっています。
アシストフックの種類と選び方
アシストフックには、ハリの数、長さ、大きさなど、さまざまな種類があります。
それぞれの用途の違いについて解説します。
シングルフックとダブルフック
大きな違いとしてシングルフック(ハリが1本のもの)と、ダブルフック(ハリが2本のもの)があります。ダブルフックの方が、フッキング率が高いとは思いますが、根掛かりなどのリスクも上がります。
なお、大物を狙う場合はシングルフックが基本です。大物は口が固いため、フックポイントが増えると、アワセの力が分散し、魚に貫通しないことがあります。細いハリにすると、やりとりの間に延ばされてしまうので、太いシングルフックでしっかり貫通させます。
フックサイズ
フックサイズは、大きすぎても小さすぎてもよくありません。アタックしてくる魚は、メタルジグのお腹を狙ってバイトするため、アシストフックのハリ部がメタルジグの腹部にくるサイズを選ぶようにします。
とはいえ青物を中心に、ジギングで狙う魚は、メタルジグを丸呑みすることも多いので、そこまで神経質にサイズを変更する必要はありません。
ハリの向き(内・外向き、段差)
ダブルフックの場合、それぞれのハリが内向きなのか、外向きなのか、段差か、といった違いがあります。これに関しては、何匹も魚を釣った中で明らかな差は感じられません。
2本のハリがどのような向きに取り付けられていても、メタルジグは水中で動き続けているわけですから、アシストフックも常に動いています。内向きのハリであっても、内を向いたり外を向いたりしているはずです。
やりとりの最中に1本切れて、残りの1本でなんとか取れた…という場合は、よかったと思えるはずですが、ほとんど経験したことはありません。
・アシストラインの種類
実はアシストラインだけでも、一記事かけてしまいそうなほど、たくさん種類があります。中でも有名なのは、「シーハンター」「ザイロン」「ケブラーノット」と言ったところでしょうか。
この3つの中では「シーハンター」が最も安価で、強度も低いですが、それでも1mのブリを釣るのも十分な強度です。市販品を購入する場合、どのアシストラインを使用しているか、書いてない場合もありますが、最初はあまり気にする必要はありません。
種類により、比重やラインの硬さに違いがあり、アシストフックを自作する場合には、少し気にしたいポイントです。
なお、芯にワイヤーを使い、切断されないアシストラインもあります。
アシストフックの付け方
標準的な付け方
アシストフックの、最も標準的な付け方は、スプリットリングを介してメタルジグと接続する方法です。市販されているジグのうち、アシストフック付きのものはほぼ100%、この方法で取り付けられています。
取り付けには、スプリットリングプライヤーがあると便利です。簡単に、スプリットリングの口を開くことができます。
簡単な付け方
じょにーは、この方法を採用しています。スナップを利用する方法です。スプリットリングを使用せず、スナップにメタルジグ、アシストフックの順に通して完成です。
メタルジグを先に通す理由は、万一スナップが開いて伸びてしまったとしても、ジグだけは残る可能性があるからです。
この方法の最大のメリットは、メタルジグのカラーチェンジをする際、いちいちスプリットリングから外さなくて良い点です。また、アシストフックの先が鈍ってフックのみを交換するのも一瞬です。
スナップの選択は意図的に強め(ブリ狙いで3号:破断値31.7kg)を使っていますが、今までで1度も開いてしまったことはないです。10kgのブリで破断値31kgのスナップが壊れたら、それはちょっとタックルバランスがめちゃくちゃな可能性が高いです。
魚種別アシストフックのおすすめ
アシストフックの基本を理解いただいたところで、最後に魚種別におすすめのアシストフックを紹介しておきます。
ヒラマサ、ブリ(青物系)
もっともスタンダードなアシストフックです。メタルジグとのバランスを間違えなければ、大きな失敗はないのですが、コスパも含めて1つおすすめするなら、こちらです。
サワラ、タチウオ(ギャング系)
サワラカッターで、涙を飲んだ方も多いでしょう。海のギャングを狙う時には、ワイヤーアシストフックを使うと問題をクリアできます。リーダーにワイヤーを使う方もいますが、じょにーはアシストフックにワイヤーを入れる方が有効だと思っています。
キジハタ、オオモンハタ(ハタ系)
ハタ系は魚のサイズが小さめなので、青物を狙うよりもハリを小さめに、貫通しやすさを重視しても良いでしょう。ただし、口は大きいので小さくしすぎるとすっぽ抜けます。
ヒラメ、マゴチ(フラット系)
フラット系を狙う場合、メタルジグであれば、ハタ系と同じものを使って問題なしです。ワームを使った釣りをする際は、トレブルフックを用いるのが有効です。また機会があれば、ここについても詳述します。
まとめ:最適なアシストフックを選んで快適なジギングを!
以上、アシストフックの選び方、付け方、おすすめを紹介しました。釣具屋に行き、悩んでいた人のお力になれたら幸いです。アシストフックは、ジギングの必須パーツです。ぜひ最適なアシストフックを選んで、最高のファイトを楽しんでください。
最高の一匹を。ありがとうございました!
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