こんにちは。ジョニわんブログのJohnnyです。
今回はサラリーマン会社でうまくコミュニケーションを取るための1冊です。
アスペルガーってなんだっけ?
会社でのコミュニケーションには少し不安はあるけど
私はアスペルガーじゃないから関係ないわ。
と思って、別ページに行こうとした方
ちょっと待ってください。
今回、本書を紹介しようと思ったのは
アスペルガーでも、そうでなくても会社のコミュニケーションスキルUPに役立つ1冊だと感じるからです。
発行元:主婦の友インフォス情報社
書名:「大人のアスペルガー 自閉症スペクトラム障害 ビジネスシーン会話メソッド」
著者:司馬 理英子 (158ページ、2015年版)
本体:¥1500+税
「大人のアスペルガー 自閉症スペクトラム障害 ビジネスシーン会話メソッド」
Part1 あなたが誤解されやすいのは「コミュニケーション不足」のせいだった 職場で言われがちなこと①〜⑦ Part2 コミュニケーション力を身につける、基本の「き」 仕事のイロハ①〜③ 会話の基本①〜⑤ Part3 〈ビジネスシーン別〉コミュニケーション力が身につく会話メソッド ビジネスマナー基本編①〜⑦ シーン別会話メソッド Part4 症状をやわらげる方法も身につけよう 症状をやわらげる方法①〜④
この本を紹介するために、「アスペルガー症候群」について説明しておきます。
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)とは
アスペルガーとは発達障害の一つで、社会生活の中で「生きづらさ」を感じています。
障害といっても、その線引きはむずかしく、
いわゆる「病気」ではないので、「脳の発達の凸凹」と言われたりもします。
言い換えるなら特性、ですね。
アスペルガーの主な症状としては、次のようなものがあります。
①社会性の障害(対人関係の障害)
・一人でいるほうが好き
・自分の気持ちや考えを、自ら伝えることが少ない
・積極的に人と関わるが、関わり方が一方的で時に自己中心的
・過剰におおげさで、堅苦しく融通が利かない
②コミュニケーションの障害(相互的やりとりのむずかしさ)
・自分の言いたいことだけ言うタイプ
・自分から話しかけられないタイプ
③社会的想像力に乏しい
・いわゆる「空気が読めない」人
・人の気持ちがわからない人
④こだわりが強い
・趣味や自分の興味に没頭したり
・日常生活や習慣、時間へのこだわりを持つ
⑤感覚の過敏さ
こんなのって「アスペルガー」と言われなくても、
日常的にたくさんいませんか?
そうです、「発達障害」は脳の特性のことを言っているので
ある一定ラインを超えるまでは、個性です。
ちなみに有名人で成功している人にもアスペルガータイプはたくさん存在しており
野球のイチローやサッカーの中村俊輔、GACKTやさかなクン
映画監督のスピルバーグやアインシュタイン、ベートーヴェン、エジソンもそうだったと言われています。
直近の有名な統計調査で発達障害の比率は6.5%(15人に1人)だそうなので
あなたの知り合いにも必ず1人はいると思います。
※気づいていないだけで、あなた自身がそうかも?
その意味で、コミュニケーション力を高めるための本書は有用です。
ビジネスシーン別に学ぶ
本書の最大の特徴はビジネスシーン別に対応方法が書かれていることです。
あ、これ先日リーダーから言われたな。
自分はこういう言い方をしてしまう傾向があるな。
非常に具体的に書かれていることで、明日からのコミュニケーションの取り方に活かせます。
Johnnyは半分ぐらい当てはまりました。
上司も非常にアスペルガーっぽいのと、自分も性格上、結構細かいところもあるので
言い方を気をつけないとな、と思った次第です。
自分は細かいから、頑固だから…
上司はなかなか資料の見ばえにうるさいからなぁ。
それぐらいの感覚から読み始めてもらうと、めちゃくちゃ面白いと思います。
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